天中殺の時の判断は狂いやすい

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天中殺って聞いたことありますか?(四柱推命では「空亡」という時期)

いわゆる、12年間のうちの2年間、枠が外れてしまう時期があるんです。

枠が外れるということは・・・・・上天井も地面も無くなるわけですから、

当然、不安定にもなりますし、上も下も無くなるから、大ブレイクもするし、堕ちるところまで堕ちる場合もあるわけです。

占術によって、期間は2年、3年と少し違いがありますが、

2年間+前後1年くらいの違いです。

 

天中殺には「子丑(ねうし)」「寅卯(とらう)」「辰巳(たつみ)」「午未(うまひつじ)」「申酉(さるとり)」「戌亥(いぬい)」と6つありまして、

文字通り、子丑天中殺の人は「子年」と「丑年」が天中殺に該当するわけです。

 

これは月も一緒で、「子丑天中殺」の方は「子月=12月」「丑月=1月」とこの2か月が天中殺月になります。

また、東洋の暦では「二十四節気」の「節目」を起点としますので、

子丑天中殺の天中殺月は「12月の大雪(だいたい12月6日前後)~2月の節分(だいたい2月3日ごろ)」の間になります。

 

天中殺にやっていいこと・悪いこと

 

天中殺時期は、上天井も下の地面もなくなるわけですから、

言い換えれば、足元がぐらつきやすいと捉えられます。

こういう時には判断を誤りやすい。

その時はよかれと思ってやったことも、天中殺期間が過ぎると

「あれ?なんで、ワタシこんなことしちゃったかなぁ???」

ということが多々あります。

そんな理由から、「ハンコを押すようなこと」はなるべく避けるようにと言われています。

 

ハンコを押すようなこと = 契約ごと

結婚・家を買う・大きな契約をする等々です。

 

でも、「これは別に長続きしなくていいや」とか「ちょっとやってみたい」というような案件は大丈夫です。

 

それから、天中殺時期は、大ブレイクしたり、すごく売り上げが伸びたりすることも起こりますが、それは天井という枠が無くなったから起こることで、

また、天中殺時期を抜けたら、普通に戻ります。

「バブル」みたいなものですね。

なので、とにかく「浮かれないこと」が大事です。

 

天中殺時期は判断を誤りやすい

 

これは、私の経験ですが、

とにかく天中殺時期は「焦ります」

全然先に進めない。

みんなのようにうまくいかない。

なんか邪魔ばっかり入る気が・・・・・・

 

でも、この時期は「そういう時期」だと割り切って、「のほほん」と過ごしましょう。

自分を高めるための「お勉強」には最適な時期。

資格試験に挑むとかもいいですね。

 

「自分のためではなく、人のために生きる」ということも天中殺には最適の過ごし方です。

天中殺時期は、「正気を失いやすかったり」しますので、

「人の助言も素直に聞けなかったり」しますが、

過ぎてしまうと「ああ、あれは本当に大切な助言だったな」と気づきます。

当の私がそんな感じでした。(涙)

 

「私が~」「私が~」と思っていると足元をすくわれますし、いいことはありません。

 

私は長男出産直後に、天中殺の2年間に突入しましたが、天中殺に入った途端に長男がアトピーを発症して、それから1年半はアトピー治療のために、食事に気を配り、私自身がアレルゲンを排除した食事して、その母乳を息子に与えていました。

文字通り、天中殺中は「長男のために」日々を過ごしておりました。

でもね、その天中殺の2年間はけっこう平和だったんですよ。

今思えば、「人のために」「我を無くして」生きていたからだったのかもしれません。

食事制限は大変でしたが、長男はよく寝る子でもあったので、(それは今も変わらないです 笑)ほどほどに自分の時間も持てて平和な子育てでした。

 

当時は細木数子さんの六星占術にはまっていたので、大殺界(天中殺)は3年という認識でしたが、大殺界の終わり(子年・丑年・寅年)に次男を出産して文字通り、大殺界(天中殺)が終わりました。

(感覚的に、次男がすべての厄を落としてくれたような感覚でした)

 

23年前の天中殺はこんな感じに終わりましたが、

11年前の天中殺時期は、文字通り「我(が)を通していたワタシ」でしたので、もろにその影響をかぶりました。

出会った人も最悪で、文字通り、「下限」がない時期だったので、地獄の入り口まで連れて行かれてしまいました。

そこから、数年かけて這い上がってきました。

 

天中殺の2年間(3年間)にどういう風に過ごすかで、それからの10年が大きく影響します。

私の場合は、生き方の修正やどうしたら運気を上げることができるのか?等々を模索していた期間だったように思います。

 

私の反省

昨日で、私の天中殺月が終わりましたが、

去年に続いて、またまたやらかしてしまいました。

 

私の場合、12月って「焦ってことを起こしてちぐはぐなことをやってしまう」んですよ。

実は一昨年もそんなことをやってしまっていて、「反省」していたにもかかわらず、

去年の12月にも「同じこと」をやってしまっていました。

12月、1月にはあまり「コトを起こす」のはやめた方がいいみたいです。

 

昨日もある事実を知って、愕然としてしまいました(涙)

あ~、早くやらないで、もう少し待ってから(調べてから)やればよかった。。。。。。。

 

とまあ、天中殺時期ってそんな感じです。

 

占いは「盲信」してはダメですが、「お天気予報」みたいな感じで使うとけっこう役に立ちますよ (^^)

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