人生に無駄はない~なぜ自分に気づきが起きたか~

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先日、自分に大きな気づきがありました。

そして、その気づきが起きたことを、ある方に報告したのですが、

その方からこんな返事が(笑)

「ゆうさん、ホントに気づきが起こったね。

正直に言うと、ゆうさんにその気づきが起こるかどうか・・・ちょっとわからなかった。

今日の記事は、なんか、ホントに抜けた。

そう思いました。

 (中略)

はは。侮ってた。

今までの生徒さんに期待しすぎて撃沈した数々があるからかもしれないけど・・・・ね。」

 

その返信を読んで、

「ふ~ん。その気づきってなかなか起こらないのか~(他の人たちが撃沈したみたいだし。)」

って思った。

「え?ふつうに起きるでしょ?」

とも思った(笑)

でも、その方からの返信のニュアンスから、気づきが起きること自体が稀か、確率的にフィフティフィフティなのかもしれない。

 

じゃあ、私はどうして今回気づきが起きたのかなぁ~?と考えてみた。

 

そこで、ふとあることを思い出したの。

そして、そのとき

「ああ、人生って無駄なことが一つもないんだ」

と思った。

 

 

私は、2000年代から某ヒーリングスクールに10年くらい在籍していました。

ヒーラーになりたいな♪と思って通っていたんだけど、結局自分で「ちょっと違うな」と思って辞めました。

10年も在籍せずに8年くらいで見切りをつければよかったとも思ってて、

「なんで、ずっとそこに居ちゃったかなぁ?」とも思っていたの。

そこは、けっこう「地に足が着いた」感じのヒーリングスクールで、

ヒーリングコースに入ると、5年間、年間24時間以上の心理療法が必須になります。

1回1時間の心理療法だと1か月に2回、2時間の心理療法だと1か月1回のペースです。

 

最初は心理療法って、鬱とかなんか心理的に落ち込んだ人がやるものって思ってたけど、

いざ受けてみると、

「ああ、これは子育て中のお母さんや、医療、介護、教師などなど、人相手の仕事をしてる人がみんな受けるといいのにな。」

と思えました。

それをコツコツと真面目に、途中でカウンセラーや手法を変えながらも受け続けていたんです。

 

ヒーリングの師匠が言うには

「長期の心理療法は、影を見据える底力ができる」

そうです。

人の心や身体を扱う人には心理学でいう「転移・逆転移」や「投影」が起こりやすい。

で、そうなってることにも気づかない場合が多々あったりします。

それを「自分を客観的に見る目」を養うことで、「自分の影になっている部分」に光を当てることがたやすくなるわけです。

 

そう!!!

私はこの長期の心理療法をずっと受け続けていたから、

「自分自身と向き合うくせがついていて」

「自分の言動や行動を客観視できるベース」ができていたのかも。

 

確かに、いろんな人とお話をさせていただいていると

「自分と向き合うことを無意識に避けている方」がとても多いなと感じます。

 

自分の内側を見るくせがついていないので、物事の問題が外にあるかのように錯覚して、

「自分以外の誰かが自分の幸せを奪っている」

というものの見方をしてしまいます。

 

私があまりそういう見方をしないのは、

「長期の心理療法を受け続けていたおかげだった」のだと思った。

 

その方に「気づきが起きるかわからなかった」と言わせるような「ある気づき」が起きたのは

この「一見、無駄だったなぁ~」と思えていた某スクールでの学びが大きかったと言えるかも。

もちろん、課題はまだまだたくさんあって、常に「自分と向き合う必要」はありますが、

ここで

「今までやってきたことに1つの無駄もなかったんだ」

と気づけたのはとても大きいなと感じます。

 

先日は「私の相手をしてくれてる方々に感謝」しましたが、

今日は「自分ではモノにならなかった(と思っていた)ヒーリングスクールでの学びに感謝」したいと思います(笑)

ま、そのスクールのリトリートには子どもを連れていったりしてて、

いまだに子どもたちは

「あのリトリートは楽しかったね」

といい思い出になっているようなので、そういう意味でも無駄はなかったわけですね。(笑)

 

 

 

 

 

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