数年前の自分と今の自分、夫との付き合い方・関係性も大きく変わりました。
自分のマインドが変わるだけで相手の行動がまったく違ってくるこの不思議さ。
このミラクルを起こすポイントは私的には
大きく分けて2つのポイントがあると思っています。
1つ目は、自分のことを自分自身が大事にすること
2つ目は、「ちょっとした勘違いヤロー」になること
です。
具体的にはどういうことかというと・・・・・・・・
1つ目の「自分のことを自分自身が大事にする」
というのは、まず、いろんなことを「自分を後回し」にしないことです。
私は家族に「下僕」のように扱われていた時期がありました。
「お母さんは○○をやって当たり前」
・・・・・・でもね、それ、自分がそう思っていたのです。
自分がそう思っていたから、その世界が自分の周りに展開したのです。
私はそこに気づき、まず変えようと思った最初のアクションは・・・・・・
「自分が食べたいもの。大好物は、家族には分けず、独り占めにする」
ことでした。
それまでは、自分の大好物でも3個しかなかったら、自分以外の家族に分けていました。
そしてそれが「母として、妻としての在り方」だと思っていました。
今、この文章を書きながら思うことは
「あ~、なんて不自由だったんだ。以前の私は・・・・・」です。
自分が食べたいものは自分優先。
相手が食べたいと言ったら「しょうがないなぁ」と言いながらあげる。(笑)
もし、「子供に最初にあげるべき」と言われたら
「そんなこと、誰が決めた?」
という。(笑)
「私の辞書にそんな言葉はない」
という。(笑い)
そんな行動をとるようになって、自分の中で何かが変わりました。
そして、気が付けば、家族みんなが私を大事にしてくれるようになりました。
【実家の母に学んだ自分本位になるという行動】
先日、実家に帰った時、私は母が大好物のミルフィーユをお土産に持って行ったのですが、
なんと!母は「私が大好きだから」と10個入りのミルフィーユを父にも弟にもあげず、
10個全部独り占めしていました(笑)
後日、たまたま弟と「私が持ってったミルフィーユ食べた?」と話したら
「そんなもの知らない。ミルフィーユなんてあったの?」
というwww
そこで母の独り占めが発覚!!!
母に「独り占めしてもいいけどさぁ~2個くらいはあげたら?」
と言ったら、
「ちっ!ばれちまった」という表情をして、弟に2個あげていました。
でも、父にはあげてないみたいです。
そんな母の行動、以前は
「じこちゅーだな」とか
「人に分けてあげろよ」
とか思っていましたが、
今は母に学んでいます。
実際の母はけしてじこちゅーではなく、人にモノをあげるのが大好きな人。
先日まで実家のリフォーム工事をしていたのですが、
実家で大工さんと話をしていると、大工さんは母からよく物をもらうと。
野菜とかお菓子とか・・・・・・
「母らしいな」と思いました。
でも、自分の大好物は独り占め(笑)
母は、そういう自分のニーズや自分自身がやって嬉しいことの基準をよくわかっているのです。
人に良く思われたいとかではなく、「それをやって嬉しいからやってる」
私にはこんなに身近に良いお手本になる人がいたんだな~と、ここでも実感しました。
受け取り上手で差し上げ上手。
そんな母は、父とも大ゲンカしながらも仲良くやっています。
母は自分を大事にするポイントを押さえてるからこそ、周りからも尊重されるのだなということがこんな年になってからようやくわかってきた私です。
ちょっと長くなったので、
2つ目の「ちょっとした勘違いヤローになる」というのは別記事で。
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